お昼になりました。
お昼ご飯がテーブルに置かれました。
置かれただけなんです。
どうやってこれから食べたらいいのか不安になりました。
さっき看護師さんの見守りの元立ったばかりなのに自分で食事セッティングして食べないといけないなんて、どうしようと思いました。
でもやるしかないと思い、ベッドを起き上がらせて、手伸ばしてお膳をお腹の上に置いて食べました。
食べるのも一苦労でした。
ここの病院はお箸やスプーンは持参なんです。
今の状態ではお箸洗えにいけないから急いで夫に割り箸買ってきて欲しいとお願いしました。
午後になって夫とおばが面会に来ました。
ここぐらいから自分で寝返りがうてるぐらいには回復してました。
私は好き嫌いが多くて、病院食も中々食べられなかったです。
おばが差し入れにおかずをたくさん持ってきてくれました。
お昼あまり食べれなかったので嬉しかったです。
お箸も洗ってもらいました!
面会の最中に看護師さんがやってきて面会が終わったら歩こうとのことでした。
面会が終わり、16時ぐらいに看護師さんがやってきました。
トイレまで初回歩行でした。
みなさん結構時間かかるみたいです。30分ぐらいかかる方もいるらしいです。
私はなんと、5分ぐらいで行けました!
傷を庇いながらです。痛かったけど朝に立った激痛よりも良くなってました。
昼食で自分でセッティングして動いていたからかもしれません。
看護師さんから痛みに強いタイプですねと言われました。
そんなことないんだけどなと思いながらですが、結構傷の治りが良かったみたいです。
夕食前にのんびりしておこうと思ったら、尿道カテーテルに違和感がありました。
尿が排出するたびに少し痛みがありました。
すぐにナースコールを呼びました。
トイレまで自分で行けるなら尿道カテーテルを抜いてもいいとのことでした。
本来なら次の日の朝抜けるはずでした。
半日前倒しでカテーテル抜去できるなんて嬉しすぎです。
トイレまで歩けそうなのでカテーテルを抜いてもらうことにしました。違う看護師だったのでもう一度歩いてるのを確認されました。
もうこんなにスタスタ歩けると驚かれました。
尿道カテーテル抜去も痛みはありませんでした。
これで身軽になって動きやすくなって嬉しかったです。
これからどんどん動いて良くなろうと思いました。看護学生時代に、術後の回復には動いた方がいいと学んだんです。
だから、できることはこの時から自分でしてました。
夜になり、違う部屋から
おめでとうございます。男の子ですよ。と声が聞こえてきました。
ものすごく辛かったことを覚えてます。私は、こんなに赤ちゃんが欲しいのに、手術しても痛い思いをしても赤ちゃんを連れて帰れない。
みじめな気持ちになりました。その部屋の方と私は何が違うんだろう。本来なら後3ヶ月後に産まれてきてくれて私も抱っこして帰れたはずだったのに、、
違う部屋の人は全く悪くないのに、どうして私はこんなことばかり思ってしまうんだろう、なんで赤ちゃんの誕生を素直に喜んであげれないんだろう、赤ちゃんの泣き声で苦しくなるんだろうと自分を責めました。
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